「実は応援してました」
ハンドメイド作家として活動する私が感じた応援についてのお話です。
こんにちは。
Famiguramです。
今回は応援するということについてのお話です。
ハンドメイド作家として活動をしてきて、応援の声をもらったり作品を買っていただいたりと多くの方に支えられております。
その中で、作家にとってどんな応援が嬉しいのかという話をしていこうと思います。
もし自分が応援している活動者がいるのであれば参考になれば幸いです。
活動側にとって嬉しい応援とは
結論から言うと「(活動者が)見える形の反応をすること」です。
わかりやすい例はTwitterのRTやいいねです。
今や多くの方がSNSなどを利用して活動しています。
私も例にもれず、TwitterやInstagram、最近はThreadsも始めました。
そういったSNSなどで多くの方が自分の作品や活動を広めたいと考えています。
バズるようなものが作れたら良いとは思いますが、そのバズりも誰かが拡散したことで始まります。
逆に言えばだれも見向きしなければ良いものも広まりません。
良いと思っても拡散しなかったらそこで終わってしまうのです。
「陰ながら応援してます」に感じること
「○○というイベントに出ます!」「○○という企画をやります!」という時に、「陰ながら応援してます」と言う方がいます。
ビジネスの現場でもないのにその言葉を使うのは少し不思議です。
なぜ堂々と応援せずに陰ながらなのでしょうか。
堂々と応援できない理由があるのでしょうか。
立場や属性の問題でしょうか。
陰ながら応援することを否定はしませんが、誰かが活動をやめる時になって「実は応援してました」って言う人を見るたびに、堂々と応援していたら違う結果だったかもしれないのになと思います。
もちろん、陰ながら応援していた人のせいで活動をやめるわけではありません。
でもその人の応援が目に見えていたら活動者はどう感じていたでしょうか。
自分が活動者の立場になったとすると、堂々と(目に見える形で)応援してくれるのと陰ながら(目に見えない形で)応援されるのは、どちらが嬉しいでしょうか。
自分が何かをやろうとしている時に「頑張れ!」と言ってくれる人と、終わった時に「実は応援してました」と言われるのはどちらが嬉しいでしょうか。
私は頑張れと言ってくれる人の方が嬉しいですし、その人たちのために頑張ろうと思えます。
結局何をすれば良いのか
応援している方がいるのであれば、活動者がわかる形でその人のことを広めることが大切です。
初めに言ったようなTwitterのRTやいいねなどがその行動になります。
RTといいねを押すなんてスマホで2,3タップくらいすれば済む行動です。
それだけで活動が必ず広がるわけではありませんが、1%でも広がるならやる方が良いです。
余裕があったらリプを送ったり引用RTをしたりして応援するのが良いと思います。
応援している人が売れていったら寂しくなるかもしれませんが、活動をやめてしまうより続けてもらえる方が良いと思います。
そのためにその2,3タップが大切なのです。
配信活動をしている人を応援するなら配信へのコメントでも良いです。
クリエイターなら作品を買うことが一番の支えです。
たとえ作品が買えなくても、活動を広めることは誰にでもできます。
数タップの行動が活動者を助ける種になるのです。
自分はどんな応援をされたら嬉しいのか、活動者の立場に立って考えてみましょう。
最後に
今回は目に見える形で活動を応援しようというお話でした。
かくいう私もハンドメイド作家として活動しており、多くの方に支えられて生きています。
仲良くしてくれる方々、応援してくれる方々、作品を購入してくれる方々、本当に多くの方に支えられています。
そして活動を続けていく中で、活動をやめていく人々も見て来ました。
廃業や引退を見るたびに悲しく苦しい気持ちになります。
いつか自分もそうなるんだろうか。
自分はいつまで続けられるだろうか。
いつも不安な気持ちと応援してくれる人のために頑張ろうという気持ちがせめぎあっています。
世の中には活動を始める人もいればやめていく人もいます。
自分のやりたいことで生きていくのは難しい世界です。
ですので、応援したい人が現れたのであれば全力で応援して欲しいです。
「陰ながら応援してました」では本人には届きません。
数タップの時間でいいから応援に割いてあげてください。
その数タップで救われる人がいるかもしれません。
それではまた次回。