あみぐるみの基本、球体の編み方

今回はあみぐるみ製作で良く使う球体の編み方についてです。


こんにちは。 Famiguramです。

今回はあみぐるみ製作で良く使われる球体の編み方についてお話します。

Youtubeの方に動画も載せていますので、動画が良い場合はこちらをご覧ください。

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この記事では以下の流れでお話します。

今回使用している毛糸はこちらになります。

それではさっそく内容に移ります。

編み図の紹介

今回編む球体は以下のような画像のものです。

球体完成図

これを編み図で表すと以下のようになります。

球体の編み図

この編み図を見て理解できる初心者の方はいないと思いますが、安心してください。

どの部分を編んでいるか説明しながら進みます。

今回編む球体について簡単に説明します。

今回は6目の輪を編んでスタートします。

1周30目になるまで1段ごとに6目ずつ増やしていきます。

その後、30目を2段編みます。

そうしたら今度は1段6目ずつ減らしていきます。

1周6目になったら綴じて終了です。

輪の編み方

それでは早速編んでいきましょう。

初めに6目の輪を編みます。

編み図で言うとこの赤い部分です。

1段目

輪の編み方については前回の記事をご覧ください。

https://famiguram.hatenablog.com/entry/houwto/forbeginnerfamiguram.hatenablog.com

増やし目を編む

2段目以降は増やし目をします。 増やし目1つのめに複数回編むことを指します。

今回は1つの目に2回の細編みをします。

細編みの増やし目は記号で表すとこのようになります(記号の図を貼る)。

増やし目の記号

それでは編んでいきましょう。

まず初めに立ち上げ用の鎖編みを編みます。

立ち上げ用の鎖編み

1つ目の編み目に2回細編みをします。

この時、針は鎖編みをした部分の根本に入れます。

これを6目分行います。

細編み

12目になっていることを確認しましょう。

確認出来たら引き抜き編みをします。

最終的には手前に見えている側が外側になるので、少し曲げておくと球体にしやすいです。

3段目に進みましょう。

3段目は18目になります。

編み図で言うとこの赤い部分です。

3段目

3段目は細編み1回、増やし目1回を交互に編んでいきます。

細編みが1目、増やし目が細編み2目分なので、1組3目を6回分で18目になります。

18目になったことを確認出来たら引き抜き編みをします。

続いて4段目です。

4段目は24目になります。

編み図だとこの赤い部分です。

4段目

4段目は細編み、増やし目、細編みの組み合わせを繰り返します。

24目になっていることを確認出来たら引き抜き編みをします。

5段目に進みます。

5段目は30目になります。

編み図で言うとこの赤い部分です。

5段目

5段目は細編み3回、増やし目1回の組を繰り返します。

30目になったら引き抜き編みをして終了です。

これで増やし目は終了です。

数段編む

ここからは増やし目をせず、30目を2段編みます。

編み図のこの部分になります。

6,7段目

ひたすら30目の細編みなので、説明は省略します。

必ず1段ごとに30目編めていることは忘れないように確認してください。

減らし目を編む

ここからは減らし目を使って縮めていきます。

減らし目は2目を1目にまとめて編む編み方を指します。

この段では細編み3回、減らし目1回の組を6回編みます。

編み終わったら24目になります。

編み図で言うとこの部分です。

8段目

それではまず細編みを3回編んでください。

それができたら減らし目をします。

次の編み目に針を通し、糸をかけて引き抜きます。

針に糸が2回巻き付いている状態で、次の編み目に針を通して糸をかけて引き抜きます。

すると針に糸が3回巻き付いている状態になるので、糸をかけて最後まで引き抜きます。

これで減らし目の完成です。

残りも細編み3回、減らし目1回を順番に編んでいきましょう。

24目になったらこの段は終了です。

引き抜き編みをしてください。

次の段は細編み、減らし目、細編みの組を繰り返します。

編み図で言うとこの部分です。

9段目

最後に18目になったら終了です。

次の段は細編み1回、減らし目1回を繰り返します。

編み図で言うとこの部分です。

10段目

12目になったら終了です。

ここで、綿を入れましょう。

最後まで閉じてしまうと綿を入れるタイミングがなくなるので、このあたりで入れておきましょう。

綿は詰めれば詰めるほど形がきれいに保てますが、その分あみぐるみが硬くなります。

どれくらいの柔らかさにしたいかによって入れる量を変えましょう。

綿を詰め終わったら、最後の段を編みます。

最後は6回減らし目をします。

6目になれば終了です。

11段目


最後の段が編めたら針で糸を軽く引き、はさみで糸を切ります。

そしてとじ針でとじましょう。

とじる時は、編み目の手前側だけ掬うように針を通すときれいにとじます。

余った糸は抜けないようにとじ針を適当なところに通します。

余分な糸は切ります。

それができたら球体の完成です。

お疲れ様でした。

最後に

今回はあみぐるみの基本である球体の作り方をお話しました。

球体が作れると多くのあみぐるみが作れるようになります。

また、ひたすら同じ数の目を何段も編んでいけば円柱形にもなります。

動物の手足なんかも作れるかもしれません。

色々と応用が利きそうですね。

それではまた次回お会いしましょう。

最後に


繰り返しになりますが、Youtubeの方に動画も載せていますので、写真や文章だけではわかりづらい場合はこちらを活用ください。

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Famiguramでは"あなたの人生に少しばかりの癒しを"をテーマに、手のひらサイズのゆるくてかわいいあみぐるみを作っています。

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使用している道具など

  • クロバー かぎ針 7号

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  • ハマナカ ボニー

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