あみぐるみと私

私はなぜあみぐるみを作っているのか。 なぜあみぐるみを選んだのか。 その理由についてお話します。

こんにちは。

今日はなぜ私があみぐるみを作っているのかというお話です。

手芸やハンドメイドというと数多くの種類がありますが、私はあみぐるみを作っています。

これは以下の2つの理由があります。

  1. かわいいものが好きだから
  2. 私と同じような目に遭ってほしくないという思いがあるから

1. かわいいものが好きだから

かわいいと言っても人によってかわいさの基準は変わると思います。

私はいわゆる「ゆるい」ものが大好きです。

まったり、ゆったり、のんびりといった言葉がわかりやすいと思います。

編み物をするきっかけは私の母親です。

母親がアクリル毛糸でたわしを作っているのを見て編み物を知りました。

その後、調べものをしていたときにあみぐるみという存在を知りました。

毛糸だけでここまでかわいいものが作れるんだという衝撃を受け、自分も作りたくなり始めました。

これが最初のきっかけです。

2. 私と同じような目に遭ってほしくないという思いがあるから

私は元精神病患者です。

完治したのかといわれると正直よくわかりませんが、通院は終わっています。

私は新卒で入社した会社でうつ病になりました。

入社時はコロナの影響で同じ部署の先輩社員や上司はもちろん、同僚とも会えない状態でのリモートワークを余儀なくされました。

新入社員研修時もオンラインでやっており、家に籠りっぱなしの日々を送っていました。

初めての会社で初めてのリモートワークは私にとってとてもつらいものでした。

仕事とプライベートの切り分けができず、体調不良になることもありました。

研修後、部署に配属された後も状況は変わらず、日を追うごとに自分の精神がおかしくなっていくのを実感しました。

着替えることができなくなり、そのあとはお風呂も入れませんでした。

食事もとれなくなり、気づいたときには布団から起き上がれなくなっていました。

現在は働けるほどに回復しましたが、今でも当時のことを思い出すと胸が苦しくなります。

コロナが流行ってからオンラインで物事をこなすことが増え、私のように苦しんでいる方が多くいると思います。

そういった方々や日々ストレスを抱えて生きている方々が私の作ったあみぐるみで少しでも癒されて欲しいと思っています。

私の作品ですべてのストレスが無くなることはありません。

それでも、ほんの少しでも気持ちが和らぐことを祈って日々作り続けています。

”あなたの人生に少しばかりの癒しを”

このご時世、つらいこともたくさんあると思います。

そんな時は、私の作品に巡り合った時のことや購入したときの気持ちを思い出して、少しでも前を向けることを願っています。